【監督職・リーダー層】OJTトレーナー

どの企業、どの職場においても新人・若手の早期育成は重要な課題です。そうした中で、新人・若手の指導を担当する上司・先輩（以下、OJTトレーナー）にとっては、人材育成は最も重要な役割の一つです。しかし、実際は、「育成の必要性は理解していても、思うように進まない」、「指導はしているが、効果が感じられない」、「何から取組むべきか…教える方法が分からない」、「部下のやる気が感じられない」といったことも決して珍しいことではありません。
本講座では、OJTトレーナーの方々を対象に、人材育成の考え方や進め方を理解していただくともに、育成方法のポイントを習得していただき、メンバーがイキイキと仕事に取り組む職場づくりに貢献することを狙いとします。
各セッションでは、討議や演習を交えながらより実践的に行うことで気づきを得て頂きます。

１．OJT指導の重要性

（1）自分が新人だった頃を思い出してみよう　～経験値の掘り起こし～
（2）企業における新人・若手指導の意義と重要性を理解する
（3）指導力＝リーダーシップと理解する
（4）トレーナーとしての心構えと態度　～人を育てるとは～

２．ＯＪＴ指導のスキル①ティーチング方式

（1）ティーチングとは　～正しく、正確に、具体的に仕事を教える～
（2）指導の４段階で確実に教える
（3）先ずは、相手を理解してから指導する　～能力レベルに合わせる～
（4）教えるための準備　～作業の手順化とトレーナーの姿勢～
（5）トレーナーの姿勢や態度は指導の基本と心得る

3．ＯＪＴ指導のスキル②コーチング方式

（1）コーチングとは　～考える力を高め、主体性を引出す～
（2）仕事の背景や目的を理解させることでやる気を引出す
（3）コーチングに必要な３つスキル　～傾聴、質問、承認～
（4）経験学習サイクルを基本とした指導進め方
（5）相手に合わせて指導する　～価値観や学習スタイルに合わせる～

4．育成目標と計画づくり

（1）指導計画の重要性
（2）何を、どのレベルまで、いつまでに、どのようにを決める
（3）育成目標＆計画の作成方法

5．まとめ
～学習ない等と気付き～